中村好文さん(建築家)の展覧会の初日に伺うことができました。
乃木坂のビルの3階にひとり暮らし用の小屋が建てられています。
使い込まれたモーエンスコッホのフォールディングチェアを見たときから
わくわく感が盛り上がってしまいました。
水道管、ガス管などに繋がれていない省エネルギーな建物というだけでなく、
この小屋のために作られた家具や照明、クッキングストーブ
展示物(本や雑貨など)も、とてもかわいくて、
「男の人の小屋」という男臭さはあまり感じず、
風が吹いている感じ・・というのでしょうか・・。
少年っぽさがある小屋のように感じました。
他に立原道造のヒアシンスハウスや、高村光太郎、ル・コルビュジエの休暇小屋
などなど7つの小屋に入って、その図面や写真、その小屋にまつわる文章が見れたり、
映像コーナーには、中村好文さんのデザインされた子供用の椅子がかわいく並んでいて、
小さな椅子に座って童心に戻り、
この小屋の出来るまでの様子を映像で見ることが出来ます。
トントンカンカン・・という大工さんの奏でる音が展示場に響いていました。
私は建築のことはわかりませんが、そんな私でも楽しむことが出来る展覧会でした。
もし行かれる方があれば、たっぷり時間をとって来られるといいと思います。
興味のある方はぜひ・・!と思いました。
展覧会も6月22日まで・・ということなので、また上京の際に行きたい!と思っています。
*「小屋においでよ!見どころ手帖」という遊び心満載のわら半紙のパンフレット??も
楽しめます。